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2014年01月06日

一本の電話

昨夜、九州の大学(3年次)に通うM君から電話があった。

彼は、中学・高校とサッカーでキャプテンを努めたサッカー少年である。

大学に進学後もサッカーを継続している彼から

「来年はサッカーを続けない」と告げられた。

サッカーが好き過ぎて親とも喧嘩ばかりしていた彼がだ。

辞める理由が2つあった。

1つ目、サッカーを続ける為には遠征費用や部費などお金がかかる。

2つ目、将来の夢を叶えるために大学に通い4年次には教育実習や教員採用試験が待ち構えている。

電話口ではこの2つを聞いた。

1つ目の事は親に頼めばどうにかなる事かもしれないから親に相談するよう勧めたが彼は親に相談できないと言った。

電話をきったあと何故、サッカーが好きな彼がサッカーを辞めるのか理解出来なかった。


しかし、先程彼からメールが届き内容を見て納得した。

感謝の言葉が綴られたあとに書かれたいた内容

中学・高校時代にわがままを言って喧嘩をして、たくさん文句とか言っても応援してくれたお母さんを早く楽にさせたい。

今年で試験に合格出来る保証も無いし、この決断が正しいのかもわからないけど、今年はサッカーから少し離れて勉強と向きあう。


何が正しいのかわからないが、今回の件を通して彼がどれだけ親に感謝し親孝行をしようとしているのかが伝わった。

当たり前の事が当たり前ではないとわかった時。どれだけ周りの人に助けられているのかが理解出来る。

親元を離れ自立する事によって親のありがたみ、大切さに気づく生徒・卒表生は多い。

気づいた時にちゃんと感謝の気持ちを伝える事も大切。

M君以外にもたくさんの卒業生が日々成長している。


中学生の時は勉強が嫌いで仲良くなれなかった生徒とも卒業して仲良くなる事も多々ある。

たくさんの出逢いがある意伸に感謝。

卒業しても色々報連相してくれる卒業生にも感謝。

途中で意伸を辞める生徒もいるが、途中で辞めようが続けようが

「いちゃりばちょ~で~」

の方言のように、私にとって大切な生徒である事に変わりはない。

2014年がたくさんの生徒・卒業生・講師にとって幸せになれますように!




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